暑い日が続きます。
エアコンなしではいられませんね。
問題は設定温度。
一つの部屋を一人で使う場合はいいですが。
オフィスなどでは、通常は大勢で同じ部屋を使います。
そこで問題になるのは設定温度。
必ずと言っていいほど、同じ温度なのに寒いという人と暑いという人がいます。
漢方では、これを熱証と寒証などと呼びます。
要するに、体の中から熱が出ている人と、体の熱がどんどん奪われる人がいるわけです。
日本人の起源が北から来た人と南から来た人がいるため、とか様々な説が唱えられていますが本当のところはまだわかっていません。
ともかく、同じ温度でも暑い人と寒い人がいるわけです。
漢方薬もこの体質の違いで使い分けます。
暑がりの人には、防風通聖散など「清熱作用」を持つ漢方薬がよく合います。
逆に寒がりの人には当帰芍薬散や当帰四逆加呉茱萸生姜湯、人参湯などの体を温める漢方薬がよく合います。
冷える人の漢方薬