アルコールより優れモノの除菌・消臭剤として最近注目されているのが次亜塩素酸水です。
しかし、次亜塩素にはいろいろ種類があり、紛らわしいのも事実です。
次亜塩素酸は酸性かアルカリ性かに分けて考えます。
pHが10以上のものはアルカリ性
pH5~6.5 は微酸性
pH3~6 は弱酸性
pH3未満は強酸性です。
アルカリ性のものは、手荒れの原因になりますので手袋は必ず着用してください。
使用後は必ずふき取ってください。
また眼に入ると失明の恐れがありますし、噴霧したものが肺に入ると危険です。
絶対に噴霧器に入れないでください。
薄めていてもダメです。
pH5以下の弱酸性、強酸性のものは有毒な塩素ガスが発生しますので、きちんと管理する必要があります。
医療機関などきちんと管理できるところでは強酸性のものも使用されますが、一般家庭でのご使用はお勧めできません。
微酸性の次亜塩素酸水は、お肌のpHと同じであるため手荒れの心配はありません。
また、除菌後は水になるためふき取る必要はありません。
有毒な塩素ガスが発生する心配もありませんし、口の中に含んでも大丈夫です。
また噴霧器に入れることも可能です。
結論としては、ご家庭では
「微酸性」
の次亜塩素酸水をご使用になるのがお勧めです。